100年デフレ 2009 5 10

書名 100年デフレ
著者 水野 和夫  日経ビジネス人文庫

 未曾有の経済危機(リーマン・ショック)に際して、
歴史を振り返るために、
多くの人が、1929年まで遡っています。
 しかし、歴史を検証するならば、
1929年では不十分だと思います。
「中世」から現代までを検証する必要があると思います。
 「100年デフレ」と聞くと、
何だか、未曾有の経済環境がやってくるように思えますが、
この本にある図表によると、
100年デフレのようなものは、過去に数回あったのです。
 最近、先進国は低金利政策となっていますが、
こうした「超低金利」は、過去にもあったということ、
そして、このような「利子率革命」は、
「体制移行期」に起きていると指摘しています。
 現在、世界同時低金利と言われています。
これは、単に金融政策に留まらず、
「今、世界は体制移行期にある」と言えるかもしれません。
 大げさに言えば、世界同時低金利が、
新文明到来を知らせる鐘の音となっているかもしれません。

2013年9月11日の毎日新聞(毎日jp)には、このようなニュースがありました。

アメリカ大統領 「世界の警察官」否定

 オバマ大統領はシリア問題に関する10日のテレビ演説で、
「米国は世界の警察官ではないとの考えに同意する」と述べ、
米国の歴代政権が担ってきた世界の安全保障に責任を負う役割は担わない考えを明確にした。
(引用、以上)





























































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